2016年12月18日日曜日

木型の魅力

帽子の作り方にはおもに2通りあります。
型紙を作って布を裁断し、それを縫い合わせて作るものと
帽体(ぼうたい)と言われる材料・・・フェルトやパナマを
木型に入れて形をつくるもの。

ダブルリボンは、布の帽子も作っていますが
どちらかというと型入れの帽子の種類がいつも多くなります。
たぶん二人とも、型入れの帽子が好きなんだと思います。
そして、木型が好きなんだと思います♪

なんとも言えない美しい曲線、
被り心地の良さを生み出す頭に優しくフィットする丸み、
昔から時代を超えて愛され続ける形

それらは、美しい木型があってこそ。

今日は、変わった形の木型をご紹介します。
組み木の木型です。


こんな風にいくつものパーツに分かれて作られていて、
組むとひとつの形になるのです。
下の写真が組んだところ。




この木型で作った帽子が、下の3つ。
同じ木型からできているんですよ。
曲線の美しさにご注目!


 


次の組み木の木型も、変わった形です。
愛情をこめて、ダイオウグソクムシくんと呼んでます♪


 
この木型をひとひねりして作ったのが、下のウェディング用のヘッドドレスです。
 
 
 このカーブや丸みは、職人さんが生み出す美しいフォルムがあってこそ。
そんな木型を愛してやまないリボンズです。

でも、昨今木型の入手は非常に困難。
作りたい形をすべて木型にすることはできないので、木型に代わるものを自分たちで作る、ということも帽子を作る人たちは自らやっております。

私達もそれぞれ得意な方法で型をつくりますが、そのたびに職人さんの作った木型の偉大さを痛感します。
木型の新品を購入することはめずらしく、長く使われた木型を譲っていただいたりすることが多いです。受け継がれて私達の手元にやってきてくれた木型。
複雑な形のものほど入手が難しく、作れる職人さんも減っているということで、道具を大事に使っていくことをいつも心がけています。

次の展示会のときには、こうした道具たちもみなさまに見て頂けたらいいな、と思っております。
(k)







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