2017年6月18日日曜日

形の不思議

先日の春夏物の展示でアンティークの帽子を
いくつか展示させていただきました。
リボンズが個人的に所有しているものを
お客様にも手に取ってお試しいただきたかったからです。

いくつか展示したものの中で、
もっともお客様から好評だった帽子がこれです。


帽子そのものだけ見たら、どんなスタイルなのか
想像できない独特な形。
帽子を作る私達でさえ、
どうしてこの形なんだろう、どうしてこう作れるんだろう・・・と思う、
他には見たことのない形なのです。

でも、被ってみたら
どんな方にも似合って、スタイリッシュな帽子上級者に見える。

スタイリッシュに、かぶりなれているように見えるということは、
かぶっているどんな人にもなじむ形ということ。
それこそ、帽子としての究極なのではないかと思うのです。


この形を次の秋冬で再現したいと思い、
型を作り始めようとしていますが、
簡単には復元できない複雑な仕掛けがいくつも潜んでいて
手ごわい相手です!

作り手としての技量や感性、
そして物をよく見る力を持っているかどうかも、
この仕事でためされていることを痛感します。

秋冬で皆様にお披露目できるよう
日々この強敵と向き合っております。

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