「キック・アス」の監督×原作コンビが作った英国スパイ映画!
もう、もう…私の夢がかたちになった、と言っても過言でない映画です。コリン・ファースのスーツに眼鏡だけでごはんが三杯くらいイケそうですよ。もぐもぐ。
ロンドンのサヴィル・ロウにある高級テーラー「キングスマン」。しかし、その実態はどの国にも属さず難事件を解決するスパイ組織「キングスマン」の拠点なのである!くう、カッコイイ。
実際撮影に使われたのもサヴィル・ロウにある老舗「HUNTSMAN」。コリン・ファースのスーツが007のようなミニマルなデザインでなく重みのあるスタイルなのもイイ!とてもイイ!
手練スパイのハリーが無職のワーキングクラスの青年エグジ―に才能を見出し、一流のスパイに育てる。成長と世代交代の物語。
映画のなかで使われる秘密の合言葉は「ブローグでなくオックスフォード」
なんて洒落てるの!穴飾りのないオックスフォードを。(多分プレーントゥかストレートチップ)スパイの足元は華美ではいけないのですね。靴はGeorge Cleverley。
ワーキングクラスの若者たちの着ているのは、フレッドペリーやロンズデール、そしてアディダス。(ナイキじゃないんだ )アメリカとはちょっと違う感じ。
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ちなみに、穴飾り(ブローグ)が入るとこんな感じ↑ |
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腕時計はブレモン |
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テーラーの裁断台の上。細かい! |
小物のひとつひとつにとっても凝っています。美術も素晴らしい。
帽子屋的に嬉しい場面はココ!
敵役のサミュエルL・ジャクソンが盛装のために、James Lock & Coでトップ・ハットをご購入です。(劇中ではLock & Coと変更されています)
James Lock & Co, Hattersの創業は1676年。300年以上の歴史を誇る英国王室御用達ブランド。世界最古の帽子屋と言われています。ボウラー・ハットを始めて作ったことでも有名です。 いつか訪れたい聖地です。
James Lock & Coではコーク・ハットと呼ばれるボウラー・ハット。
Double Ribbonでも色やデザインを少しづつ変えて作っています。男性にも女性にも楽しくかぶれる春夏素材でお目見えします。お楽しみに!(t)