2017年1月28日土曜日

アンティークの帽子

アンティークの帽子には、なんとも言えぬ魅力があります。
・・・わたしが帽子好きだからそう思うだけかもしれませんが・・・(笑)


アンティークショップの前を通りかかると、つい「帽子ないかな?」と
店内をちらちらっと覗いてしまいます。

手の込んだ古い帽子が
奥のほうにひっそりと、
少々埃も被っているかもと思われるほどに
静かにたたずんでいることがあります。

古い帽子を買おうと思う人なんて、相当の帽子好き。
数はそんなに多くないかもしれません。

この帽子も、レースは穴が開いてしまっているし、
形も少々崩れているところもありますが、
そこがかえって「愛されていた」「愛用されていた」空気を醸しているような。

 
ブランドタグにはいつも物語を感じます。
この帽子を送り出した人たちの心意気が入っているよう・・・



こちらの帽子は、なんとも手が込んでいます。
クラウンのまわりをぐるりと手作りのお花で覆っているのです。



お客様のドレスや、コートに合わせてオーダーメイドされたものなのかもしれません。
繊細な手仕事にもため息が出ます。
どんな女性が身に着けたのでしょう。

こんな宝石のような古い帽子たち。
残念ながら、どれもとってもサイズが小さいのです!
なので、こうして持っていますが被れません。


こうした時代を超えた素敵な帽子たちを
次の展示会ではディスプレイして、
皆様にご覧いただくのも楽しいかもしれませんね。

また一味違った帽子の楽しみ方をお伝えできたら楽しそう♪
春夏の展示会に向けて、そんなアイディアも膨らませてみます。

(K)

2017年1月22日日曜日

ゆるゆる始動

いつもDouble Ribbonを応援してくださる皆様。
2017年が明けて、早1か月近くが過ぎようとしています。
みなさまお健やかにお過ごしでしょうか。
2017年もどうぞよろしくお願い致します!


新しい年の始まりとともに、リボンズもゆるゆると
動き始めています。
昨年お伝えしていた東京藝術大学、慶応大学、筑波大学との
研究開発のお仕事も、新年1回目の打ち合わせを終え、
引き続き、模索と試作を繰り返しております。

そして、今年はリボンズは4年目を迎えました!
ありがとうございます。
あれよあれよという間に3シーズンが過ぎていき、
今シーズンは、新しい挑戦もしてみたいと思っています。

そんなリボンズの2人ミーティング。
ノートとペンと、帽子材料・・・



今シーズンはどんなデザインを作る?
今年のDouble Ribbon、どんなイメージで行こうか?

そんな本当に最初の最初から相談をはじめます。

ほんとうにシーズンを「いい帽子」で彩ることができるのか、
新鮮なDouble Ribbonを感じていただけるのか、
新しいワクワクをお客様と共有できるのか、

楽しみな気持ち半分、怖さも半分、
そんな中でスタートしています。

手を動かして、作っていきながら生まれてくるものをつないでいく・・・

リボンズは、まだまだそんな風なぎこちなさも持っていますが
お客様と楽しい時間を過ごせることをイメージしながら
新しいシーズンに向かって、スタートし始めています。

(K)