・・・わたしが帽子好きだからそう思うだけかもしれませんが・・・(笑)
アンティークショップの前を通りかかると、つい「帽子ないかな?」と
店内をちらちらっと覗いてしまいます。
手の込んだ古い帽子が
奥のほうにひっそりと、
少々埃も被っているかもと思われるほどに
静かにたたずんでいることがあります。
古い帽子を買おうと思う人なんて、相当の帽子好き。
数はそんなに多くないかもしれません。
この帽子も、レースは穴が開いてしまっているし、
形も少々崩れているところもありますが、
そこがかえって「愛されていた」「愛用されていた」空気を醸しているような。
ブランドタグにはいつも物語を感じます。
この帽子を送り出した人たちの心意気が入っているよう・・・
こちらの帽子は、なんとも手が込んでいます。
クラウンのまわりをぐるりと手作りのお花で覆っているのです。
お客様のドレスや、コートに合わせてオーダーメイドされたものなのかもしれません。
繊細な手仕事にもため息が出ます。
どんな女性が身に着けたのでしょう。
こんな宝石のような古い帽子たち。
残念ながら、どれもとってもサイズが小さいのです!
なので、こうして持っていますが被れません。
こうした時代を超えた素敵な帽子たちを
次の展示会ではディスプレイして、
皆様にご覧いただくのも楽しいかもしれませんね。
また一味違った帽子の楽しみ方をお伝えできたら楽しそう♪
春夏の展示会に向けて、そんなアイディアも膨らませてみます。
(K)